- 8月 6, 2026
【米沢市】夏の血圧管理――暑い時期こそ家庭血圧を測りましょう|内科・循環器内科
暑い日が続くと、汗によって体内の水分が失われたり、血管が広がったりすることで、普段より血圧が低くなることがあります。
高血圧のお薬を服用している方は、夏になると「立ちくらみがする」「体がだるい」「ふらつく」といった症状が現れることもあります。
夏の血圧管理のポイント
1.家庭血圧を測りましょう
体調に変化があるときは、朝と夜の血圧を記録してみましょう。
特に、立ちくらみやふらつきがある場合は、血圧が普段より下がっていないか確認することが大切です。
受診の際には、血圧の記録をお持ちください。
2.水分はこまめに補給しましょう
のどが渇いてから一度にたくさん飲むのではなく、少量ずつ、こまめに水分をとりましょう。
日本高血圧学会では、通常の成人では飲み物から1日1.2リットル以上を目安としています。
ただし、心不全や腎臓病などで水分量を指示されている方は、主治医の指示に従ってください。
3.熱中症対策として塩分をとりすぎないようにしましょう
「熱中症予防には塩分補給が必要」と考え、塩あめやスポーツドリンクを日常的にとっている方もいらっしゃいます。
しかし、通常の食事を3食とれている場合は、熱中症予防のために意識して塩分を増やしすぎる必要はありません。
高血圧の方は、夏も、基本的には食塩1日6g未満を目標にしていただくとよいでしょう。
ただし、炎天下での作業や運動などで大量に汗をかいた場合には、水分とともに一時的な塩分補給が必要になることがあります。
4.お薬を自己判断で中止・減量しないでください
血圧が低めだからといって、降圧薬を自己判断で中止すると、血圧が大きく変動することがあります。
血圧がいつもより低い状態が続く場合や、立ちくらみ・ふらつき・強いだるさなどがある場合は、血圧の記録を持って医療機関へご相談ください。ご体調や検査結果などを確認したうえで、お薬の種類や量などを調整することがあります。
このような症状には注意しましょう
めまい、頭痛、吐き気、強い倦怠感、大量の発汗などは、熱中症の症状である可能性があります。
涼しい場所へ移動して体を冷やし、水分を補給してください。体調が回復しない場合は、お早めに医療機関でご相談ください。
自力で水分をとれない、呼びかけへの反応がおかしい、まっすぐ歩けないなどの症状がある場合は、速やかに救急要請をしてください。
夏も家庭血圧と体調を確認しながら、安全に過ごしましょう。
血圧やお薬について気になることがありましたら、内科・循環器内科へお気軽にご相談ください。
参考:日本高血圧学会「減塩しながら酷暑を乗り切る!!熱中症を防ぐ6か条」