- 6月 27, 2026
【米沢市】2026年6月から睡眠時無呼吸症候群(SAS)のCPAP治療の保険適用が拡大しました|内科・循環器内科が解説
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が何度も止まったり浅くなったりする病気です。
放置すると日中の強い眠気だけでなく、高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患のリスクが高まることが知られています。
このたび、2026年6月からCPAP治療の保険適用基準が見直され、これまでよりも保険で治療を受けられる方の範囲が広がりました。
今回は、変更点についてわかりやすくご紹介します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠中に何度も呼吸が止まる、または浅くなる病気です。
代表的な症状として、
- 大きないびき
- 「呼吸が止まっている」と指摘されたことがある
- 日中の強い眠気
- 朝起きても疲れが取れない
- 起床時の頭痛
などがあります。
心当たりのある方は、一度検査を受けることをおすすめいたします。
CPAP治療とは?
CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)は、睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り、気道が塞がるのを防ぐ治療です。
睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法であり、
- 日中の眠気の改善
- いびきの改善
- 睡眠の質の改善
- 血圧の改善
- 心血管疾患リスクの低減
などが期待できます。
※効果には個人差があります。
2026年6月から何が変わったの?
2026年6月から、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対するCPAP治療の保険適用基準が見直されました。
今回の改定により、これまで「あと少し基準に届かないため保険でCPAP治療を始められない」とされていた方でも、保険適用となる可能性が広がりました。
具体的には、CPAP治療を開始できる基準が次のように変更されました。
| 検査 | これまで | 2026年6月から |
|---|---|---|
| 簡易睡眠検査 | AHI 40以上 | AHI 30以上 |
| 精密検査(PSG) | AHI 20以上 | AHI 15以上 |
AHI(無呼吸低呼吸指数)とは、1時間あたりに「無呼吸」または「低呼吸」が何回起こったかを示す指標です。数値が高いほど、睡眠時無呼吸症候群が重症であることを意味します。
CPAP治療を受けるには?
まずは睡眠時無呼吸症候群が疑われるかどうかを診察で確認します。
その後、
- 簡易睡眠検査(ご自宅で実施)
- 必要に応じて終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
を行い、検査結果や症状を総合的に評価したうえで、CPAP治療が適しているか判断します。
※補足として、保険適用はAHIの数値だけで決まるわけではありません。
症状や検査結果などを総合的に評価し、医師が適応を判断します。
当院でもご相談いただけます
当院では、
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診察
- ご自宅で行える簡易検査
- 必要に応じた精密検査(PSG)
- CPAP治療
- 治療開始後の定期フォロー
を行っております。
「いびきが気になる」「日中の眠気が強い」「家族から呼吸が止まっていると言われた」など気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
※PSG:当院では、ご自宅で検査を受けていただけます。(入院で行う医療機関様もございます。)
こせき腎・泌尿器科/こせき小児科 内科・循環器内科
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